息子へのアドバイス
先日のブログでも書きましたが↓
息子と一日遊んでたのですが、
この時、いろいろと話しまして、
こんな話を。
息子「高校で美容学校志望が15人くらいいたよ」
僕「へ~、その中で男子は何人くらいなの?」
息子「男は俺だけ」
僕「マジで?女の子たちから、なんで美容師になりたいの?とか聞かれるだろ?」
息子「うん、聞かれるよ・・・」
僕「なんて答えてるの?」
息子「う~ん、わかんね。でもおれ美容師ってかっこいいと思うんだよね」って。
この話を聞いて、息子は本当に美容師になりたいんだなと。。。
なので、僕も本気でアドバイスを。
「美容師ってお客様に「して差し上げる仕事」なんだよ。
相手が何を考えてて、その人のために何ができるのかを常に考えてなきゃいけない。
そういう風に考えて、考えて、動いて、動いて・・・
そういう人じゃないとお客様から信頼してもらえないんだ。
信頼していただいて、指名になってもらって、
お客さまを増やすことができる人だけが、たくさんの給料をもらえる。
ここができない人たちは、年をとっても、ずっと安月給のまま。
人のために・・・を普段からできる人は向いてる人だと思うし、
これをできない人は向いてないから辞めといたほうがいいと思うし。
そんな仕事なんだよ、美容師は。
そこに入って、しっかりとやって行く覚悟があるならやったらいいんじゃないか。
ただ、やるからには本気でやりなさい。
いまお前にできることは、人に興味を持つこと。
回りの人がどう考えて、自分に何ができるのか?
たとえば今の時代、SNSは絶対に外せない。
ツイッターやインスタでフォロワーを獲得してるひとたち、
この人たちは、何がすごいかっていうと、そのページを見てくれる人たちに何らかの得を与えてるんだよ。
常に相手のことを考え、相手のためになるような情報を載せる。
もちろんこれは、自分が書きたいことだけ書いて、たくさんのフォロアーを獲得してる人たちもいっぱいいるんだけど、
でも、フォロワーが増えるってことは、結果的に何かしらの得を与えてるからフォロワーが増えるんだよな。
だから、こういう感覚があって、フォロワーが増える人たちは、
美容師としてもお客さんを増やせる人なんだよね。
だからまずは、人に興味を持つこと。そこからだ。」
と。
これ、これから美容師を目指す人や、
いまアシスタントの人たちみんなに言えることですね。
で、「人のため」から考えるのも、
「自分のため」から考えるのもどちらでもいいと思うのですが、
最終的には自分に返ってくる、
怠けたことも、努力したことも、
すべて最終的は自分に返ってくるということ。
息子もそうだし、うちのスタッフたちもそうだし、
すごい人間、すごい美容師になってもらいたいなと・・・
ていうか魅力的なのほうが正解か。
うん、魅力的な美容師、そして魅力的な人間に。