『心が変われば態度が変わり、態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる。』

『心が変われば態度が変わり、態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる。』

 

これは孔子が言った言葉なのか、それともウイリアムなのかアミエルなのか・・・

 

ま、だれが言ったとか関係なく、すごく大好きな格言。

 

これ、結局は心が変われば人生が変わるということなのですが、

この「心」はどうやったら変わるのか?

 

もちろん自分の心だから、心を変えられるのは自分自身ということに。

 

だからこの心の前にある、真相心理だったり意識だったり、

目標だったり、いろいろ・・・

 

まずは「変わりたい」っていう想い、

自主性がないといけない。

 

というのが前提になっていますね。

 

僕、ずっと思ってたことなのですが、

『心が変われば態度が変わり、態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる。』

この文章だと「心」が一番最初に来なきゃいけないという感じになっていますが、

 

「心」をもう少し後に変えるというやり方もあるんじゃないかと。

 

うちの店、最近ではあまりスタッフをコンテストに出させるという感じにしていないのですが、

オープン当初、25年くらい前から10年位前までの15年間くらいは、

積極的にカットコンテストに出るように、ある意味マインドコントロールをしていました。

 

でも自分自身、いつも「こんなことをしていてこの子たちは幸せになれるんだろうか?」と悩んでいて・・・

 

たぶんこれ、この当時のスタッフ本人たちも、いつも思っていたことだと思う。

 

そんなこんなで、

徐々にフェードアウトして今では、自主性に任せてるという感じになっています。

 

ということで、ここ10年くらいは、「自主性」からの「心」という感じで、

まずは自主性のある人間じゃなきゃ、辛い世界には飛び込めないし、

マインドコントロールで飛び込ませても、そこには「辛い」しか生まれないと・・・

こんな風に思ってきて、

だからコンテストに出るスタッフも減ったし、

たまにコンテストに出るスタッフがいても、

賞を取るためだ!!

といって、あれやれこれやれ!というのもなくなったし。

 

でも、最近ちょっと思うことがあって・・・

 

例えば、いま注目のラグビーや、横浜ベイスターズ。

これ、ベイスターズの選手が髪をやりに来てくれた時に言ってたのですが、

 

昔の人気がないころは、試合が終わって飲みに行ったりしても、

負けたことをけなされるどころか、だれも自分たちの存在すら気づいてもくれない。

でも人気が出てくると気づいてくれて、声をかけてくれるようになったと。

 

 

これによって、今まではなんとなくやっていたことが、

勝ちたいっていう気持ちや、勝たなければいけないっていう気持ちが強くなったと。

 

きっとラグビーの選手たちも同じですよね。

今までは、その辺で飲んでても、

なんだかでかい人がいるな~みたいなもんだったのが、

今ではみんなが自分の名前を知ってて、応援をしてくれる。

 

うちの当時のスタッフたちでもそうです。

コンテストに出るために、嫌々練習して・・・

ほんと何のためにこんなことしてるんだろう?って・・・

 

でも、そこで結果を残すことによって、

あの人はすごい!って業界から注目されるようになり、

やらなきゃいけない立場になって、とことんやるようになって、そこで楽しいに変わる。

 

多分、ここが「心」が変わった瞬間なんだと。

 

そもそも、両親からの教育もそうですよね。

勉強とか、嫌々やらされて、

ある意味、強制的に習慣を身につけされて、

でもそのおかげで、いい大学に行けたら人生が変わっちゃって、

人生がこうなっちゃったから、

こんな行動をしなきゃだめだなと「心」が出来上がっちゃう。

 

みたいな、強制的な習慣から人格が変わって、そのあとで「心」という。

 

もちろん、こんなやり方でダメになっちゃう人もいっぱいいるから、

これが正しいなんてないけど、、、

 

『心が変われば態度が変わり、態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる。』

という格言、

 

この順番で変われたら一番いいに決まってるけど、

人は弱いから、「心」を自分で変えていくって本当に難しい。

 

だから、強制的に習慣を身につけて、

まずは人格、人生を変えて、

それから「心」っていう順番も間違いではないのかなと、

こんな風にも思うんです。

 

実際、10年以上前にいたスタッフが髪を切りに来た時、

「あの頃にやれって言われた練習のおかげで今があって・・・」

「あの頃、なんであんなにやれって言われてやる練習が嫌だったんだろう?」

「人は弱いからやれって強制されないとなかなかやれないですよね」

「でもスタッフにはやれって言えないんです」

と、こんな風に話していました。

 

どれもこれも、正確に正解とか不正解とかないわけで、

だから自分を信じてやっていくしかないわけで、

こんなことを考えながら、あと一か月で50歳。

 

なんだか何も確立されていない自分の思考。

 

まだまだ青いなぁ。

青二才の50歳(笑)