美容師の仕事?「ヘアーショー」

美容師の仕事は、サロンに来ていただいたお客様に素敵になって帰っていただく。
これが第一の仕事。
このために、情報収集をしたり、練習をしたり。

そしてお客様に楽しくなっていただくためには会話も必要。
そのために見聞を広げることもまた重要。

そしてアシスタントのスタッフを一人前の美容師育てるべく指導。
これもまた重要な仕事。

さらにお客様に快適に過ごしていただための掃除や雑務。
これまたすごく重要な仕事。

それ以外に、美容師としてレベルアップしていくための撮影(雑誌などの依頼含む)やヘアーショー、講師としての講習活動などなど。

で、今回はヘアーショーについて。

一口にヘアーショーと言っても、収容人数の規模にもよるので、
大小さまざまだし、メーカ―主催や、ディーラー主催、美容団体の主催や、社内ヘアーショーなど、業界で様々なヘアーショーが行われています。

今回は僕がやったことのあるヘアーショーのなかで書いてみますね。

まずは何分のステージか?
そして何人のモデルを使うか?
モデルはプロにするのか?素人さんにするのか?

この辺は依頼が来た時にだいたいこのくらいの枠で、モデルは○人で・・・みたいな感じでお願いされる場合が多いです。

で素人さんにする場合は、まずモデルハント命です(笑)
モデルハント出来で、当日のステージの80%は決まっちゃいますかね^^
そのため只今毎日頑張ってモデルハント中です!!

そして考えなきゃいけないのが、
どんな雰囲気のステージにするか?
かっこいい系にするのか?かわいい系にするか?
ここをまずは決めちゃいます。

そのあとは、それに合わせた、

衣装
メイク
ヘアー

そしてステージ構成
モデルのウォーキング

BGMの編集
スクリーンに流す映像の編集
照明
*こんなことまで美容師がするの?って思いますよね。
実際、僕は機械音痴代表みたいな男で、ほんと大変だったのですが、
いまの時代、音楽編集や映像編集の無料ソフトっていくらでもあって、
それをダウンロードしてやってるのですが、
人間やらなきゃいけないって追い込まれると、できちゃうものですよね^^

こんな風に限られた時間で、このようなことをどんどん進めていきます。

少しでもクオリティーの高いことをしていきたいって思うから、
どんどん追い込んで、
気づいたら、若干のうつ状態(笑)

それでも終わったら充実感満載なわけです^^

ちなみに下の写真はステージ表。
こんなのにモデルの動きや照明などを書き込んで、
当日のステージ担当の方に渡します。
img002

美容師になったからには一度はステージに立ってみたい。
みんなそう思いますよね。
(最近はそんな面倒なことやりたくねえよ。。。みたいな子も増えていますが・・・)

でもやはり、憧れのステージに立てるのはほんの一握り。

依頼が来るまでも、必死に頑張らなきゃいけないし、
依頼が来たら来たで、また大変(汗)

でもステージに立ってライトを浴びながら、
たくさんの拍手をいただくと、本当にここまで頑張ってきてよかったって思えるんですよね。

今回はアシスタントの上村と渡がステージに立つわけですが、
こんな気持ちになってくれたらいいなって思います。